・3月25日(金) 東北関東大震災_2



 震災から2週間が経ったが、未だ被災者への救援物資もライフラインも途絶えたままの状態が続いている。

 復旧への大きな足かせとしては津波の被害だ。

 今までの震災では地震後直ぐに復旧へと方向転換できたが、今回は津波で流されてきた土砂や瓦礫で道路の確保もままならない状態が避難所の孤立につながっている。

 また、東京電力の福島第一原子力発電所がさらに状況を悪くする。

 高レベルの放射線を浴びてしまった作業員をはじめ、作業に当たっている方々の被曝、近隣住民の被曝。
 茨城県、千葉県、東京都などの水道水からは国の基準を超える放射性物質が検出され、近県の農作物からも検出されている。

 自分が住む茨城県には多くの専業農家があり、実際の被害、風評被害により今後長期的な生活難に迫られることも考えられる。


 これらの被害は天災がきっかけとなった人災でもある。

 東京電力の責任はもちろんのことだが国として、また現代文化の流れとして電気を使うことを進めてきたことが原子力発電の採用にもつながっている。

 オール電化住宅や、電気自動車など、

クリーンなイメージを持たせている裏で、地球自体が核で汚染されていることをもっと国民は知るべきだ。



 現代の電気のほとんどは決してクリーンに作られているわけではない。

 ハイブリッド自動車 (原料、製造過程で環境にリスクがある)や電気自動車、オール電化住宅、またエコポイントにより多くの人が必要に迫られていない電気製品を買い替え、

人間のエゴにより地球環境を汚染している。



 これから自分たちに必要なのは企業に踊らされること無く正しいものを見分ける力だと思う。




 [参考]日本全国の原子力発電所
 






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